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バイトテロとは?具体的な事例や企業がすべき対策など

近年、アルバイト従業員による「バイトテロ」が大きな社会問題になっています。

この記事ではバイトテロとは何か、具体的な事例や企業がすべき対策などについて解説します。

バイトテロとは

バイトテロとは、アルバイトなどの従業員が勤務中に不適切な行為を行い、その様子をスマートフォンなどで撮影してSNSに投稿する行為のことです。

バイトテロをされた企業や店舗は社会的な信用を失い、培ってきたイメージが損なわれるなどの被害を受けます。

また、場合によっては商品の廃棄や回収、返金、店内や設備の消毒が必要になり、経済的な損害も発生します。

バイトテロの具体的事例

バイトテロの具体的な事例を紹介します。

別府市内の焼き肉店でのバイトテロ

コロナ禍で衛生管理が問われる中、アルバイト従業員4人が厨房内で商品を素手で食べたり、ソフトクリームメーカーから直接ソフトクリームを口に流し込んだりする様子を収めた動画がSNS上で拡散され波紋を呼びました。

大手介護サービス会社でのバイトテロ

20代と思われる女性職員が、施設の入居者を介助する様子などを動画サイトで配信しました。

入所者への愚痴を言ったり、棒付きの飴を舐めながら施設内を巡回したりといった業務中の不適切な言動が拡散され炎上しました。

バイトテロを回避するための企業側の対策

バイトテロを回避するための企業側の対策についてみていきます。

従業員教育の強化

アルバイトを含めた全従業員に対し、ネットリテラシー教育の強化が必要です。

ネットリテラシーとは、インターネットを安全かつ効果的に利用するための知識のことです。

SNSの危険性や炎上が、企業や個人にどのような被害をもたらすのかを知ってもらい、発信における判断力やトラブルを避けるための危機管理能力を高めることが大切です。

SNS上のルール設定

SNSを使用する際のルールを社内で明確に決めておくことも、有効な対策のひとつです。

撮影ルールを明確に定めたり、勤務中のスマートフォンの利用禁止、社内や店舗内で撮影した画像や動画をSNSに上げることを制限するなどの手段が考えられます。

採用基準の見直し

近年、多くの企業や店舗で人手不足の問題が起きていますが、採用基準を下げて人材を集めることで、バイトテロのリスクが高まる場合があります。

バイトテロが発生すると人手不足以上の問題に発展しかねません。

従業員の採用基準について問題がないか見直すことも、バイトテロ対策になります。

まとめ

バイトテロは、企業にとって深刻なリスクを伴う問題ですが、従業員教育の強化やSNS上のルール設定などの対策を講じることで、未然に防げる可能性があります。

企業は従業員に適切な教育とサポートを行うことで、信頼できるパートナーとして育てていくことが求められています。

バイトテロ対策については、多くの事例に詳しい法律事務所に相談するのも有効な手段です。

効果的なバイトテロ対策や、バイトテロが起きてしまったときの対応にお困りの場合には、弁護士にお気軽にご相談ください。

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三谷 岳大(みたに たけひろ)
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